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トップページ > 活動報告 > 塾長の林正実が総社芸術祭2019の前夜祭で古代たたらの村下職

「晴れの国づくりNET」に登録されている地域づくり団体の活動報告

塾長の林正実が総社芸術祭2019の前夜祭で古代たたらの村下職
<情報登録団体> 鬼ノ城塾
イベント内容 〈鬼ノ城塾=古代の鉄と現代アートで岡山を元気に=最高のものにふれたい〉
  ***岡山県総社市阿曽の山中で最先端の現代アートに
                         にふれる(2001.4~)***

建築家の隈研吾さん(新国立競技場の設計も担当)設計による鬼ノ城ゴルフ
倶楽部のクラブハウスを教室として平成13年4月から現代アートを中心とし
た講座を開催(年6回)してきた鬼ノ城塾が、総社芸術祭2019の要請で、前
夜祭(2019.4.20.)において古代たたら製鉄の操業を行いました。
隈研吾さんはこれまでに2回、鬼ノ城塾の講師を務めてくださいました。

【総社芸術祭2019の前夜祭(4/20)の古代たたら製鉄の操業】
塾長の林正実を村下(むらげ)職として、6世紀の古代吉備の「たたら」の
できるだけ忠実な再現を図りました。
また操業最後の見せ場のケラ出し前には、備中温羅太鼓と総社市民劇団
「温羅」による舞台の「吉備と黒金の物語」がたたら場の横で演じられま
した。
最後にケラ出しが行われ、8.3㎏のケラを得ることができました。

鬼ノ城塾は阿曽の鉄師(各地で古代たたらの操業の指導と、鋳物師として絶
えた阿曽の鋳物の再興活動を行う)、そてアートディレクターとしての活動
も行う塾長の林正実が平成13年4月(2001.4)に発足させました。

各地で「村下(むらげ)」職として古代たたらの操業の指導を行い、鋳物師
(いもじ)として吉備津神社御釜殿の鳴釜神事に使われる釜の鋳替え(60年
に一回)の神事を再び阿曽の鋳物師の手に取り戻すプロジェクトをすすめる
とともに平成8年に「鬼ノ城たたら倶楽部」を創設して大正時代に絶えた吉
備の酒米「都」を西阿曽の自らの田で復活させ、平成15年に堀和平ゆかりの
総社商店街筋の古民家の活用を目的とする「堀家住宅の利用を考える会」を、
平成17年には岡山市の「うらじゃ」に協力して「阿曽の火祭り」等をつくっ
てきた林正実が、岡山のまちづまり・人づくりを目的にはじめたものです。

会田誠さん・山口晃さん・名和晃平さん・ヤノベケンジさん・束芋さんとい
った最先端の現代美術家を中心に、隈研吾さん・西沢立衛さん・石上純也さ
んといった建築家、南條史生さん・秋元雄次さんといった美術館長などの多
彩な講師を総社市阿曽の山中に招聘してまいりました。
美術批評家の椹木野衣さんによって開催された6月講座(6/22)が、通算で
111回目となります。




活動風景01 活動風景02
 カミガツジプラザにおけるたたら    操業によって得られたケラは芸術祭
 操業の様子                 の期間中、たたら場に展示された


〈林正実による古代たたら製鉄操業のスケジュール〉
□2019.4.15 カミガツジプラザのピラミッド前でたたら場の建屋建設開始
□    4.17 林による築炉開始
       ・炉の土は古代山城鬼ノ城山麓の三種類の土をブレンドした
        ものを
       ・17日~19日の3日間で築炉完成 19日の夕方にはフイゴの
        接続も完了
□    4.20 操業当日
       ・午前4時から予備送風を開始
       ・午前8時 フイゴによる送風を開始する
             原料は岩手県釜石から取り寄せた「磁鉄鉱」を
             中心に市内の小学校の児童が採取した砂鉄も
             多くの市民や子供たちが鉄鉱石・炭の投入や
             フイゴ押しを体験した
       ・午後2時 第1回目のノロ出し(大量に)
       ・午後8時 たたら場横で演じられた舞台終了とともにケラ
             出しを行い8.3㎏のケラを得た
□    4.21~ ケラは総社芸術祭2019の期間中(4/21~5/5)たたら場
          に説明文とともに展示されました(写真右側)

【林正実 阿曽の鉄師としてのこれから】

■各地で村下(むらげ)職として「古代たたら製鉄」の操業の指導を行って
 きた。
 土を炉材として何日もかけて炉を築き、手押しフイゴによる送風を行うと
 いった古来のやり方を忠実に再現するやり方は、全国でも珍しい存在とな
 ってきている。
 あと何年続けられるかわからない(古希を迎えたとのこと)が、体力の続
 く限りは「たたら」の伝統を伝えていきたいと林は話してくれた。 

■ただ一人残る阿曽(岡山県総社市)の鋳物師(いもじ)として、阿曽の鋳
 物の再興を図っていきたいと林正実は言う。
 「たたら」の村下職を務め、鋳物の修業を行う(平成20年1月~)存在は
 日本でも稀なもの(恐らくは唯一人)である。
 吉備津神社御釜殿で鳴釜神事に使われる釜(雨月物語にも出てくる)の鋳
 替えは、古来60年に一回を目途に行われてきた。
 大正時代の鋳替えまでは阿曽の鋳物師が連綿として行ってきたが、昭和の
 鋳替えはもはや衰退した阿曽の鋳物師が行うことはできなかった。 
 次回の(恐らく令和の鋳替えか)鋳替えを再び阿曽の鋳物師の手に取り戻
 すことを阿曽の鋳物再興のシンボルとしていきたいと林は言う。

■アートディレクターとしての活動も行う林は、鉄とアートのコラボレーシ
 ョンによって吉備(阿曽)の鉄の再興、そして再生を図りたいと言う。
 日本の最先端の美術家たち、隈研吾さんをはじめとする建築家たち、美術
 館長や美術批評家、ギャラリストたち、これまでに構築してきたこれらの
 方々とのネットワークを最大限に活用させていただき、阿曽の鉄の再生を
 進めていくと操業の後の反省会で話してくれた。



          







 

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